2003年12月12日、5,6時間目の総合実践の時間のことだった。
伝票の問題を2時間かけて解く。
勇者は簿記で余裕の欠点を取るほどの簿記が全く分からない状態だった。
したがって、伝票の問題が解けるはずがない。
6時間目になり、そろそろ出来てくる人もいるだろうということで先生が教卓の上に模範解答を置いた。
この解答は当然、出来た人が取るものであり、勇者は取りたくも取れないものだ。
そこで勇者はあることを試みた。
先生が席を外した瞬間。
「カシャッカシャッカシャッカシャッカシャッ」
教室中が一瞬静まり返った。
勇者は自分の携帯のカメラで解答を連続撮影したのだった。
その後、勇者は何事もなかったかのように席へ着く。
携帯カメラ事件
別名「カンニング事件」とも言えるだろう。